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酒蔵紹介 - 樋木酒造
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樋木酒造 鶴の友 真の地酒を醸し続ける蔵 飲むほどに離し難くなる酒
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故郷に帰っていくような満ち足りた気持ちで酔える芳醇極まりない個性派の酒

天保三年(1832年)創業の樋木酒造。

創業の地は「米百俵」の長岡藩に米を送った側の三根山藩(岸本商店のある旧西蒲原郡巻町)。藩主の内命により親戚の蔵元・大澤家から酒造株を引き受けたのが始まりで、安政二年に内野(現新潟市西区)に移ってきました。

五代目蔵元である樋木尚一郎氏は日本酒に対して誰よりも深い知識を持ち、こだわりを貫き通す強い意志とお酒に関わる人々の事を真剣に考えるという不変の哲学をお持ちの当主であります。
その柔らかい物腰から語られるのは「人間は酒とどのような関わり方をしたら良いのか?」という精神論に通ずるようなテーマであったり、「酒に良し悪しはない。」「県外に自分の酒を出すつもりはない。」などと、一聞するとおよそ蔵元らしからぬ話題がほとんどです。(その真意は言葉とはもちろん別にあり、実は樋木尚一郎氏こそが最もたる蔵元らしい蔵元である訳ですが、ここで説明してしまうにはあまりにも長文になってしまうので割愛させていただきます。)

地元をとても大事にされている方で、逸話とまで呼ばれてしまう程の貢献ぶりは尊敬に値します。
現在は若い人の為でもあると観光立国に力を入れており、理事も引き受けられ2009年7月には新潟市の関連一大イベントである「水と土の芸術祭」が開催されます。

全国の酒類小売店から引く手あまたに取引を希望されるようなお蔵ですから、自分の商売を大きくする為に生産量を増やし増石しようと思えば出来る訳ですが、樋木尚一郎氏は決して致しません。
勘違いしていただきたくないのですが、現在各メディアに元気良く取り上げられている少石生産蔵の貴重性を売りにしたような販売戦略では決してないのです。蔵元は言葉にこそしませんが、増石した場合に起こりえる酒質の低下を避けたいという思いも、もちろん念頭にあるはずです。しかしその事よりも重要視しているのが増石に力を注ぐ事で地元の為に貢献できる余力がなくなってしまい、その余波による悪影響を現実にしない為ではないのでしょうか。

地元と言えば、私が全くのプライベートで樋木酒造近くにある飲み屋さんに行った時の事が思い出されます。
その場には20代の女性が2人いて、初めはビールなどを飲んでいたのですが、ほどほどの時間が過ぎた頃に「お酒が飲みたいね」という事で、樋木酒造の醸す日本酒「鶴の友」を燗で注文をしたのです。
私は車で行っていた為、アルコールは飲んでいませんでした。彼女達は自分が飲む為にオーダーしたのです。
鶴の友を最初に口に入れた後に発せられた「樋木さんのお酒美味しいよね」という言葉に軽く衝撃が走りました。
彼女達には本当の意味で造り手の顔が見えていたのでした。

希薄な人間関係も決して珍しくない今の時代にこのような言葉が、新潟市西区の住民からはさらりと出てきてしまうのです。地元を大事にというような言葉だけで実態をみればなんてことはない地元をないがしろにしているような酒造業界の経営の在り方の中で、ややもすれば異端児扱いもされかねない樋木酒造蔵元である樋木尚一郎氏の経営哲学は非常に健全で真っ当な商売として私の目には映っております。

地酒は「風土と人」が醸すといわれます。「風土」とは酒の命である水と気候、そして食文化であり、「人」とは当主と蔵人の酒に対する高い理想と気概であります。お酒を売らせていただいて商売をしている自分から見てもストイックとすら感じさせる蔵元の信念の元で醸されている「鶴の友」はひたすら中身に優れ妥協のない「真の地酒」として確固たる地位を築き上げているのです。

その酒質は、味の豊かさを主張する。まさに、芳醇そのものというべき旨味が熟成味によってまろやかさを増し、すっと咽を流れるさまは感嘆に値します。潮が満ちるように高まり、潮が引くような余韻のある酔い心地が持ち味です。

⇒樋木酒造のお酒はコチラ
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樋木酒造 五代目蔵元 樋木尚一郎 樋木酒造 五代目蔵元 樋木尚一郎

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知られざるオピニオンリーダー・樋木尚一郎

●日本初の”ブレンド酒”

●うちのDEアート

●五代目としての原点
●まずい酒がいい酒?

●命を預かる仕事

●地酒経済論の真意
●義理人情の哲学

●焼酎ブームの原点

●米に選ばれた国

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樋木酒造 杜氏 樋口宗由

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樋木酒造 杜氏 樋口宗由
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樋木酒造 樋木酒造
創業当時のラベル。この文字は現在、純米酒に使用 応接室隣に飾られている酒器の数々(明治から現代)

樋木酒造の酒造り


杜氏を務めるのは酒造りに携わって16年の若手杜氏である樋口宗由氏です。

前杜氏である風間利男氏の越後杜氏伝統の酒造りを引き継いだ「鶴の友」は若い力によって躍動感を増しつつも昔と変わらぬバランス・高い酒質の地力を残したまま今なお誰しもが平等に楽しめる地酒として醸されています。

米を蒸す作業は和釜に甑と昔ながらの技法です。

麹室は蔵人以外は一切立ち入り禁止ですが、破精こんだ糖化力のある酵素がしっかりと効いた「出麹(でこうじ)」の状態や他の作業を見れば手間を惜しまずに温度と湿度をうまくコントロールして良質の麹を造っていることが分かります。

仕込部屋には全体の温度を管理する空調設備があるのですが、更に一台一台のタンクをそれぞれ温度管理しており、この徹底した二重の温度管理によってクオリティが高く、かつ非常に安定した酒質が生まれるのでしょう。

見事なまでのチームワークを見せる平均年齢30代半ばである蔵人達の無駄のない流れるような作業には、芸術的とすら感じられ、時間を忘れ見入ってしまう程の酒造りです。
樋木酒造 樋木酒造
蔵の中で存在感が一際目立つカギマークのついたタンク 蒸し米が出来上がり、杜氏のチェックが入ります
樋木酒造 樋木酒造
α化した蒸し米が出来て、蔵人が作業にかかります 壁に掛けられた昔ながらの酒造りに必要な道具
樋木酒造 樋木酒造
仕込蔵へと続く通路にある分析室「諸白研究室」 仕込蔵。空調だけでなくタンク毎に徹底した温度管理
樋木酒造 樋木酒造
純米酒の仕込みです。この日このタンクは仲添え 仕込み蔵2階、醪(もろみ)の様子が伺えます
樋木酒造 樋木酒造
もろみを袋に入れ滴り落ちる雫を集める為に必要な斗瓶 出品酒(黄色いタンク)を熱く語ってくださった樋口杜氏
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樋木酒造 鶴の友 上白 樋木酒造のベーシックスタンダード「鶴の友 上白」

地元愛飲家に最も親しまれている「鶴の友 上白」。

「日本酒は大衆に許された平等な趣味・娯楽で楽しく飲める事」が大事であると考え、仕事を終えて食事の際に少量を健康的に飲む為に、極太な芯がありつつ食事にさわりない繊細な味わいを感じられ、ぶれのない安定した酒質をありえない程のハイコストパフォーマンスで提供し続けています。

同銘柄である「鶴の友 別撰」は本醸造酒、「鶴の友 特撰」は杜氏の想いが1番反映された吟醸造りの特別本醸造酒です。

⇒「鶴の友 上白」はコチラ

樋木酒造の純米酒「鶴の友 純米」

個人的にも思い入れのあるお酒でして、自分の酒屋としての原点ともいえる純米酒です。(当店にはこのラベルの文字を使用してオリジナルで作った暖簾を飾っております。)

「鶴の友」で純米系はこのお酒のみ。くどい説明は必要とせず飲めば理解できるこの凄さ。ただただ旨い。

当店でも人気があり、リピート率の高い事からもお客様の満足感がうかがい知れます。

⇒「鶴の友 純米」のお酒はコチラ
樋木酒造 鶴の友 純米

樋木酒造 鶴の友 上々の諸白 樋木酒造の最高峰「鶴の友 上々の諸白」

諸白とは中世の頃、奈良や京都の寺院に存在した「酒造りの為の場所」で神に捧げる為の酒の事を意味し、僧坊の酒とも呼ばれていました。

そのなかでも特別に良くできた酒が「上々の諸白」と呼ばれ、この酒を公家達が買いに来たという歴史があります。

酒造好適米「山田錦」で醸された諸白は絶妙な味わいと爽やかな含み香が申し分のない素晴らしい大吟醸です。

⇒「鶴の友 上々の諸白」はコチラ
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