巻町は新潟県下越地方の日本海に面した町です。
その歴史は古く、新潟県内最古の古墳である「山谷古墳」をはじめ数多くの遺跡が角田山麓の丘陵地帯などから発見されています。なかでも古墳時代前期に造営された菖蒲塚古墳は、前方後円墳として著名で第一級の宝器であるだ龍鏡が出土するなど、大和政権と結びついた地方首長の墓と考えられています。
「巻」の地名がいつごろから使われたのか定かではありませんが、古くは槙・真木と書かれ、アイヌ語のマク(山手・奥・後ろ)や牧(牧場)の当て字、さらには信濃川の洪水のうず「巻」く地などが地名の由来とされています。
中心地の巻は、近世には長岡藩巻組の中心地として同藩の代官所が置かれ、近傍の村々を支配していました。また角田山麓の三根山(現峰岡)周辺の村々は、牧野家三根山領となり、幕末には三根山藩領として統治され明治を迎えました。
明治12年、郡区町村編成法により西蒲原郡巻村となり郡役所が置かれる。
明治22年、町村制施行により巻村周辺(現巻町域)の村々は13に再編される。
明治24年、巻村が町制を施行し、明治34年に施行された町村合併で巻町周辺の村々は5つに再編。
昭和30年1月1日、町村合併促進法により巻町・漆山村・峰岡村・松野尾村・角田村・浦浜村の1町5村が合併、新生「巻町」が発足。同年7月10日、西川町の一部(中郷屋・葉萱場・割前・羽田・東汰上)を、昭和35年4月1日には岩室村の一部(安尻・下和納)を編入し「巻町」となる。
平成17年10月新潟市と合併。
巻地区・西川地区・潟東地区・岩室地区・中之口地区で構成された西蒲区が誕生しました。 |