新潟は全国に知られた銘酒の産地、いわゆる酒どころであります。
なぜ新潟が酒どころと言われるようになったかを、酒造りにかかわる様々な事柄から考えてみましょう。
まずは米です。新潟は全国に名だたる良質米の産地として知られています。おいしい米作りはそのまま優れた酒米作りにつながっているのです。
次に水。水はもろみの発酵状態に大きく影響します。新潟清酒にもちいられる水は、県境の山脈を源とし、カルシウムやマグネシウムなどの鉱物質の少ない軟水です軟水による酒造りでは、醗酵を低温下でおだやかに進めるため時間がかかる半面、お酒は酸味が軽く口当たりの柔らかい、まろやかなお酒になります。
また新潟の気候も酒造りに適しているのです。冬の新潟の酒蔵は、日本海からの雪雲の下で雪に包まれます。晴天も少ないので、これが天然の冷蔵庫となり、おだやかな発酵に最適の低温条件をつくりだします。降雪は空気を清浄化し、冬の湿気は埃のない清潔な環境を提供してくれます。
ここまで挙げたのは自然の恵みとも言えますが、これらを活かしておいしいお酒を造るのは、人の技と精神です。新潟は「越後杜氏」と呼ばれる酒造技能者の出身地として全国的に有名です。数百年におよぶ越後杜氏の伝統の中で培われ、伝承された越後流の酒造技術が、今の新潟清酒に生きているのです。
「米・水・気候・人」と四拍子揃った新潟の地酒をお届け致します。 |