レヴァン・ヴィヴァン シードル2023みずいろ 750ml
¥ 2,640 税込
加算ポイント:24pt
商品コード: lesvinsvivants-016
2019年10月に長野県東御市で開設されたワイナリー、LES VINS VIVANTS(レヴァン・ヴィヴァン)。
日本のヴァンナチュール造りを目指すレヴァン・ヴィヴァンの荻野夫妻はピノノワール、ガメイ、シュナンブラン他、様々な品種を農薬や化学肥料を使わないぶどう本来の力を引き出したナチュラルな栽培、そしてそのポテンシャルを隠さない醸造でワインやシードルを造っています。
こだわりを貫きつつもご夫婦の人柄が表れているワイン・シードルは身体にじんわり染み込んでいくような柔らかさを持っています。ハイテンションになるというよりも口角が少しだけ上がるようなそっと寄り添う美味しさです。
そんなレヴァンヴィヴァンさんから今回入荷したのは「シードル2023みずいろ」です。
※レヴァンヴィヴァンさんのシードルは酸化防止剤を使わず野生酵母で醸したナチュラルなシードルです。
みずいろは液体の厚みよりも飲みやすさ、軽さを考えて造っています。みずいろに使うりんごは追熟を考えずフレッシュなままに仕込みますが追熟をさせた事で、出来上がりの感じが変わりました。口に含んだ瞬間はドライフルーツにしたりんごの甘さや香りを感じますが、その後すぐにヨーグルトようなの酸味が全体に広がります。今年は特にとても納得のいく仕上がりになりました。
<特徴>
・自社畑のサンふじとJAから購入した紅玉、シナノゴールドを破砕して化繊の袋に入れて、空圧式のメンブレンプレス機で強い圧力で一気に搾汁。
・品種構成はサンふじ(晩生種)が47%と中生種が53%と今年も若干中生種を多く使用。
・開放型のステンレスタンクにて野生酵母で発酵が始まるのを待つ。デブルバージュは行わず、発酵を促す加温も行わない。
・今年は5日でアルコール発酵が始まり、仕込み始めてから約2ヶ月後に発酵の終盤で瓶詰め。アンセストラル製法(瓶内1次発酵)で辛口に仕上げる。
・瓶内で3ヶ月熟成後、澱を取り除くためのデゴルジュマンを行い、甘さの調節も行わない。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。
・今年は例年に比べるとやや残糖があり、みずいろとしてはボリューム感がある。
・例年よりやや早めのタイミングで瓶詰めしたのでガス圧はやや高めだが、強過ぎず弱過ぎずで丁度良い。
・今年は紅玉由来のしっかりした酸味が良く出ている酸味が特徴的なシードル。
※例年みずいろは11月に仕込むのですが、スケジュールの関係で2023年は12月の仕込みになりました。にも関わらず発酵は過去最速の5日目で始まり、中盤までは非常に速いスピードで発酵が進みました。
しかしやはり12月の仕込みということもあり外気温の低下とともに発酵もゆっくりになり、瓶詰めのタイミングまで結局2ヶ月かかりました。
その後も瓶内でゆっくりと発酵が進み例年に比べるとやや残糖があるかたちになりました。リンゴも少し追熟したことでフレッシュさだけではない味わいになりました。これらが全て良い方向に出たので今までにない素晴らしい味わいのシードルになりました。
※吹きこぼれ防止のため澱を取り除くデゴルジュマンをしていますが、若干の澱があります。ガス圧もそれ程高くないので吹きこぼれる事はほとんどないと思いますが、開栓前には冷蔵庫で十分に冷やして瓶を振らずにゆっくりと開栓して下さい。
醸造:野生酵母、アンセストラル製法、亜硫酸無添加、無補糖、無補酸、無濾過、無清澄、デゴルジュマン済
Alc.:7.5% / エキス分:3.93 / 比重:1.004 / pH:4.00
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